皮膚科
帯状疱疹について
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数に集まって帯状に生じます。80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
帯状疱疹の予防
当院では帯状疱疹の予防として50歳以上の方に限り、ワクチン接種を実施しております。ワクチンは2種類から選べます。
①乾燥弱毒生水痘ワクチン
接種回数1回。帯状疱疹の発症率を51.3~69.8%まで減少させます。
②帯状疱疹ワクチン「シングリックス」
接種回数2回(2ヶ月~6ヶ月間隔をあける)
帯状疱疹の予防効果は97.2%になります。
●森町に住所があり接種日に満50歳以上の方は森町の助成が受けられます
接種希望者は森町保健センターにお申込みいただき、接種券が届きましたらご予約をお願いします。
※費用助成は生涯に一度となります
①乾燥弱毒生水痘ワクチン | |
助成あり 1,500円 (補助額 4,000円) |
助成なし 5,500円 |
②帯状疱疹ワクチン「シングリックス」 | |
助成あり 7,700円×2回 (補助額 11,000円x2回) |
助成なし 18,700円×2回 |
粉瘤手術について
粉瘤とは皮膚に袋状の構造物ができてしまい、その袋の中に角質や皮脂がたまって徐々に大きくなっていく良性の皮下腫瘍です。背中や顔、首にできることが多いですが、全身のどこにでもできます。
粉瘤の治療
粉瘤に細菌感染が合併すると、赤く腫れて強い痛みを感じます。
自然に治癒することはほとんどなく、溜まった膿を出す処置が必要になります。粉瘤の治療は症状が悪化する前の無症状の時点で行うのがベストです。
粉瘤手術は予約制になっています。
陥入爪(かんにゅうそう)と巻き爪
陥入爪は、爪の端が周囲の皮膚に食い込んで炎症を起こしている状態です。感染を合併すると痛くなり、切除が必要な場合が多くなります。
当院では局所麻酔を使用し陥入爪切除を行っています。
巻き爪は爪の端が内側に巻いている爪の変形です。
特殊なバネを用いて治療することができますが、処置には爪の白い部分が5mmほど残っている必要があります。
急性湿疹・慢性湿疹・じんま疹
アトピー性皮膚炎
ダニ咬傷
熱傷・皮膚潰瘍・褥創
骨折を除く外傷の止血・縫合
破傷風トキソイドを常備しています